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卒後臨床研修プログラム

シニアレジデント(後期)研修プログラム
救急集中治療センター・救急総合診療科シニアレジデント

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1.救急総合診療科とは

“目前で人が倒れたら! 事故や災害が起きたら! あなたが唯一の医師なら!”

-休日・時間外受診から救急搬送・事故災害時まで、24時間緊急対応の出来る救急・総合医師を目指して-

関西電力病院は2013年に新病院移転に伴い充実した救急医療設備を擁した施設となりました。2014年4月より救急初療室をセンター化し、救急搬送や時間外患者様の診療をお断りすること無く、軽症から重症患者様に至るまで高度な医療を提供することを目指しています。まず救急総合診療科にて研修医と救急専従専門医がトリアージ・初期対応(蘇生・診断・初療)を行い、各専門科と協力し、より高度な全身診療を行っております。

当院は二次救急告示医療施設・災害時協力病院です。
救急総合診療科は各医療機関からの緊急時初期対応から専門的な診療依頼に対応し、各科協力のもと対応し信頼・必要とされるよう、目指しています。

当科は日本救急医学会専門医認定施設であり、 4月から関西電力病院救急センター救急総合診療科専門医育成研修プログラム(0597-01 複合型)が認定登録され、救急専門医申請も可能です。今後Generalistとして、救急総合診療科で救急・総合診療医を目指し、全ての年齢層や、軽症から重症患者様の診断と治療を経験し、患者様の訴えに応じて全身診療・蘇生等救急医療の技術収得や診察姿勢を救急専門医や各科専門医指導のもと学んで頂きます。救急外来で診療した患者様の一部の入院診療も行うことにより、専門科と協力し継続した全身管理・経過観察・専門技術等の修得ができるようになっています。

また、希望に応じて週に数日から専門科での外科的・内科的専門医療(sub spesialist)の修得も可能です。
当院に所属しながらの他施設での救命救急医療研修のために、我が国で最初の救急施設で且つ、優れた最新の診断学・治療法を実施・開発する大阪大学救急医学講座に協力連携して頂き、希望があれば大阪府内(兵庫県施設可)大部分の救命救急関連施設(大阪府各大学附属病院救急医学講座、救命救急センタ-等)で最前線の高度な救命救急医療を、見学・短期研修を行えるカリキュラムとなっています。

現在当科スタッフは少数ですが、チームワークや個人のライフ・ワーク・バランス(大学での研究・私生活等)を重視できる様に努力します。個々が豊かな人生・生活でなければ、患者様にも優しく親身に接することができないと思っているからです。
(家庭のある女性医師には、日勤帯勤務等も相談させて頂きます。)

2.救急・総合診療 専門医育成プログラム

Ⅰ 研修目標:救急・総合診療医の育成を目指します

日本救急医学会専門医および総合内科認定医資格の取得を基本とし、当科の初期研修プログラムの研修目標である“救急医療や重症病態の診療を実践することで、すべての臨床医に求められるプライマリケアに必要な基本的な知識・技能・態度について研修・修得します。”

救急患者に係わる医師およびコメディカルと協調することの重要性を学び、患者様およびその家族との良好な人間関係の構築に努める態度を身につけることを目指します。またそれに加え、専門科医師指導の下、重症救急患者に対する集中治療・クリティカルケアを実践し全身管理・専門治療等を身につけます。

また、日本救急医学会の卒後医師臨床研修における必修救急研修カリキュラムや、日本内科学会 内科救急診療指針に基づいた指導教育を実施します。

Ⅱ プログラムの目的と特徴

当院の救急総合診療科・後期研修期間は3年間です。
本プログラムでは、日本救急医学会の専門医取得に必要な診療実績(後記)を研修内容の基本としています。
また、初期研修医師の教育・指導も行い、自身の知識・技術・協調性・指導力等のスキルアップを目指します。
さらには、個々のレジデントの要望に応じて、他科との協力体制の中で、消化器内視鏡、気管支鏡、超音波、血管撮影、手術などの診断・治療に必要な多くの手技を幅広く研修できるようにしています。また、学術活動も積極的に奨励しており、少なくとも年1回は学術集会における学会発表、学術刊行物への論文発表を行えるように指導しています。さらに、看護師、救急隊員、研修医に対する教育やACLS 院内コースのインストラクターとしての業務にも積極的に参加し、自らの研修に役立てていただきます。

救急専門医取得の条件として、日本救急医学会の会員歴5年、専門医認定施設あるいはそれに準ずる施設での救急医療の専従歴3年、所定の臨床経験を満たす必要がありますので、救急専門医を目指す方は卒業後できるだけ早く日本救急医学会の会員になることをお薦めします。

Ⅲ 研修指導体制

1)到達目標
幅広い知識・技術・協調性(チーム医療等)を身につける。 日本救急医学会専門医・総合内科認定医資格の取得との獲得

2)専門医制度 専門医育成プログラム終了と同時に専門医資格を申請する(そのためには、卒後すぐに日本救急医学会会員になることが必要)。
Ⅴ 診療科の特徴と週間スケジュール
  • 当院の救急医療体制
    救急総合診療科、循環器内科、脳神経外科の3科にて高次救急医療を行っており、一次・二次救急患者は救急集中治療センターが窓口となり、救急指導医および他科医師のもと、2年目研修医が診療の中心を担い、1年目研修医とともに初期診療を行っています。当科は日本救急医学会の専門医指定施設として、二次救急医療を中心としながらも、一次(全科時間外診療)および三次救急医療のバックアップ体制を敷いており、幅広い救急医療を実践しています。従って、三次救急の初期診療から入院治療(Critical Care)を担当するICU型救急医だけでなく、全次救急の初期診療(Primary Care & Emergency Care)を担当するER型救急医としての研修を主に行っています。
    救急医療は各診療科との連携が大変重要であり、当院では各全科に協力していただく中で、切断肢、四肢・脊椎・骨盤損傷、脳血管障害、虚血性心疾患、体外循環、血液浄化など救急・集中治療全般の研修が可能な診療体制になっています。 さらに、できる限り早期に、日本集中治療医学会の集中治療専門医研修施設の申請を予定しており、当科での研修後は、日本集中治療医学会の専門医資格が取れるようにしたいと考えています。
  • 診療内容
    1. 救急外来床数:重症3ベット・一般診療室3床・感染診療室1床・点滴室2ベット 最大9名診察可能
      初療室併設、当科専用レントゲン室およびCT室常備
    2. 診療実績(平成25年度 時間外・救急対応)
      総受診者数 5210例、救急車搬入台数 約2500台
  • 業務内容
    1. 当直 月4回程度
      脳卒中当直(平日)、循環器当直、病棟当直(当直管理)、ER当直、JR当直(1・2年目)が在院。
      常時、各科オンコールおよび診療サポート管理下
    2. 日直リーダー当番 (チームを指示連携の技術を収得する目的)
      総受診者数 5210例、救急車搬入台数 約2500台
    3. 平日のスケジュール
      8:30から 前日入院患者等のカンファレンスおよび救急外来業務
      月曜日PM:輪読会・勉強会(シュミレーションによる実技技術収得等)
      火曜日:全研修医師による救急勉強会参加
      レジデントの希望により他診療部門による各種検査や手術に参加など。
Ⅵ プログラム終了後のコース

本プログラム終了後は、

  1. 当科常勤医として勤務を継続し、当科の中心的指導医として、学術活動も行いながら救急・総合診療医を目指す。また、希望があれば当科常勤医として勤務を継続しながら、他の診療科での研修を行う(院内留学)。
    さらには、基礎研究、学位取得、海外留学の機会について各大阪府大学救急医学講座に協力を要請する。(当院 大阪大学救急医学講座の協力を得ており、大阪府全ての大学救急医学講座での教育・研究が可能である。)
  2. サブスペシャリティを獲得するため、他の診療科や他の医療機関で研修を受けた後、再び当院当科に戻り救急総合診療を継続する。
  3. 大阪大学救急医学講座同門会に入局し、日本各地において救命救急医療・災害医療を実践する。
  4. 他の救命救急センターに就職し救急医療を継続する。
  5. 救急医療を離れ、他の診療科(院内外)に就職する。

などが考えらますが、本人の希望に添えるよう紹介・支援します。

  • また、大阪府医療人キャリアセンターによる支援プログラム(平成26年度板)により、救急専門育成コース(卒後3年目からおおむね10年目までの医師登録により、助成金申請が可能であります。