腫瘍内科シニアレジデント

腫瘍内科シニアレジデント募集

関西電力病院腫瘍内科は平成25年11月に開設され、以前からある外来化学療法室の運営にも携わり、外来入院を問わず、すべてのがん腫のがん患者様の主に抗がん薬治療を行っています。日本臨床腫瘍学会の研修施設でもあり、がん薬物療法専門医を目指す後期研修医を募集しています(常勤医に関しては要相談)。
見学は随時受け付けておりますので、気軽に見学に来てください。

当院腫瘍内科の特徴

  • 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医2名(うち1名は指導医)体制ですべての固形がんを対象に抗がん薬治療を行っています。
  • 抗がん薬治療を行うことだけではなく、副作用に対する支持療法や救急対応、様々な合併症に対応することが必要です。
  • 殺細胞性抗がん薬だけの時代は終わり、分子標的薬剤や免疫チェックポイント阻害薬の登場により、副作用は多岐にわたります。
  • がん特有の合併症への対応や副作用の対応を行っていくことで、腫瘍内科で診療に携わる内科疾患は循環器(血栓塞栓症・不整脈・心不全)、消化器(悪心・嘔吐・下痢・便秘・腸閉塞・下血・腹水貯留・肝機能障害・胆管炎)、呼吸器(薬剤性間質性肺炎・胸水貯留)、内分泌(糖尿病・SIADH・甲状腺機能障害)、血液(貧血・骨髄抑制)、腎臓(急性腎不全)、神経(末梢神経障害・神経炎)、感染症(発熱性好中球減少・日和見感染)、免疫(自己免疫性甲状腺炎・自己免疫性大腸炎)、心身医学(うつ・睡眠障害)のすべての分野にわたります。
  • 日本臨床腫瘍学会認定施設であり、症例数は専門病院には劣りますが、治療するがん腫が多岐にわたり、ほぼすべての固形がんの標準的治療を行っており、血液内科を一時的にローテートすることで専門医取得に必要な抗がん薬治療の経験を積むことができます。
  • 様々ながん腫の多施設共同臨床試験グループに参加しており、臨床試験の経験を積むだけではなく、臨床試験に参加できない合併症を持つような患者様に対する、より高度な臨床力を必要とするpracticeの実践が経験可能です。
  • 腫瘍内科は本邦では比較的新しい分野であり、腫瘍内科部長は大学の腫瘍内科教室が集まり運営している腫瘍内科医会の創設メンバーです。大学病院以外で運営委員会メンバーは当院腫瘍内科部長のみであり、各大学の腫瘍内科教室と密に連絡が可能であり、大学院を目指す場合も有利です。
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