当科の診療について
24時間・365日、軽症から重症まで対応する2次救急告示医療機関
病気や怪我はある日突然、私たちの身に襲ってきます。そんな病気や怪我になった時、「放っていても治るだろうか?」、「重い病気の始まりじゃないだろうか?」など、患者さまご本人もご家族も不安になられることがあるでしょう。また、「すぐにでも、この痛みを何とかして欲しい。」、「熱を下げて欲しい。」など、緊急で処置を望まれることもあるでしょう。そんな時に安心していつでも受診できるような体制を整えているのが救急病院です。
そんな救急病院の中で、入院して治療が必要となるような重い病気や怪我の救急診療を受け持っているのが2次救急告示病院です。当院はその2次救急告示医療機関として、いつでも病気や怪我の皆様のお力になれるように、診療体制を整えています。
2次救急病院といっても重症の患者さまのみの診療を行っているわけではありません。最初は軽いと思っていても、後から重症になることもあります。無理して我慢せず、早めに受診してください。
患者さまの1つの病気を診るだけでなく、患者さま全体を診るのが総合診療です。
患者さまの中には、複数の病気にかかられている方や救急受診時には診断のつかない病気にかかられている方もいらっしゃいます。救急受診された患者さまのうち、すぐに各専門診療科へ診療依頼の出来ない患者さまを総合診療で診させていただきます。
厚生労働省認可の集中治療室
救急受診された重症の患者さまや大手術を受けられた患者さまを診療させていただく部署として集中治療室(ICU)があります。当院のICUは、その設備や人員の面で厚生労働省の認可を受けております。
<診療体制>
救急外来、ICUともに専門医を中心に複数の医師で診療にあたっています。各専門科の医師とも密接に連携をとりながら診療にあたっています。特に、救急外来で診察させていただいた患者さまについては、必要に応じて、それぞれの専門科へ入院していただいたり、外来へ通院していただいたりしています。
夜間は5-6名の医師が当直しております。虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など急に胸痛をきたす疾患)の患者さまには循環器当直を毎日配置し、脳卒中(脳出血や脳梗塞など突然起こった意識障害、麻痺や痺れなどをきたす疾患患者さまには脳卒中(専門)対応医を月~金は配置して、来院された際に即座に対応できるように備えております。急性腹症(虫垂炎など突然腹痛を起こす疾患や消化管出血等)などの、その他の各診療科に関しては、on callによる診療体制をとっています。
<教育体制>
2020年度より救急科領域専門研修の基幹施設に認定されました。それにより救急領域はもちろん、集中治療領域も各専門医が将来の救急医療・集中治療を担う医師の教育と確保に努めております。
<お願い>
夜間や休日などは専門の医師が院内に居ないこともあります。緊急手術が必要でも、手術室がすぐに使えないこともあります。入院ベッドが一杯で入院できない場合もあります。そのような場合には、診察後に他の適切な医療機関にご紹介させていただく場合もあります。
また、歩いたり、自家用車で来られた患者さまには、救急車で運ばれて来られた重症の患者さまへの対応のために、お待ちいただかなければならない時もあります。
ともにご容赦ください。
主な診療実績
医師紹介
救急集中治療 センター長 |
滝 吉郎(たき よしろう) |
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担当専門分野 |
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所属学会 資格 |
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部長 | 木内 俊一郎(きうち しゅんいちろう) |
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部長 | 端野 琢哉(はしの たくや) |
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担当専門分野 |
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所属学会 資格 |
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医長 | 大橋 直紹(おおはし なおつぐ) |
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担当専門分野 |
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所属学会 資格 |
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医長 | 山下 賢樹(やました さとき) |
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担当専門分野 |
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所属学会 資格 |
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医長 | 金丸 良徳(かねまる よしのり) |
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医員 | 植田 典子(うえだ のりこ) |
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