第5回 緩和ケア研修会を実施しました
2018年9月1日、9月2日
がん対策基本法に基づくがん対策推進基本計画では、がん診療に携わる全ての医療従事者が基本的な緩和ケアを理解し、知識と技術を習得することを目標としています。 当院は大阪府がん拠点病院でもあり、がん診療に携わる全ての医師が緩和ケア研修会を修了できるように、今回は2日間に渡り研修会を実施しました。
主催である当院 緩和医療科部長 梶山医師より緩和ケア研修を開催するにあたっての説明があり、ファシリテータの紹介がありました。 | |
今回のファシリテーターは、八尾市立病院 蔵先生、川合内科小児科 川合先生、大阪大学健康支援センター 坂上先生、市立豊中病院 広田先生にお越しいただき、当院からは、心療内科部長 垣見医師、腫瘍内科 部長 柳原医師が担当しました。 | |
~基本的な緩和ケアの習得~ 痛みをはじめとした、がんに伴って生じる 苦痛に対して、緩和ケアの基本的な知識・ 技術、患者とその家族等の心情に対して十分に 配慮した診断結果や病状の適切な伝え方を習得し、実践できるように講義とワークショップの組み立てで行われました。 | |
ワークショップでは、地域連携を学ぶ場面を設定し、退院後の生活にむけ入院中から準備する ことができることとして、 ○患者の医療・ケア・生活を支える地域の資源を知る ○地域において医療福祉従事者が連携することの重要性を理解する ○在宅における緩和ケアの実際を知ること を目標に展開されました。 |