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卒後臨床研修プログラム

心療内科シニアレジデント

あなたは人めの訪問者です。

1.はじめに

以前は<神経科>を標榜していましたが、平成23年4月から「心療内科」に変わりました。常勤医1名、非常勤医3名、臨床心理士1名の体制です。当科枠の入院はなく、外来と病棟コンサルテーション・リエゾン中心の活動をしています。外来も一般向けではなく、関西電力社員及びその家族を対象にしたメンタルヘルスに特化している点で他と異なります。病棟コンサルテーション・リエゾンでは、緩和ケアチーム、その他から依頼を受けて入院中の患者さまの対応を行っています。

2.心療内科の魅力とは? ~こんな時に役立つ心療内科~

夜の救急外来。いろいろな訴えで受診される患者さん達。「血圧が高い」「動悸がする」「息苦しい」「めまいがする」「頭痛」「おなかが痛い」など、ご経験があると思います。

中には検査で異常が見つかって必要な処置をしたり入院になる方もいますが、むしろ検査結果で明らかな異常がなく「原因ははっきりしないけど時々こういうこともあるんです」と対処療法的な注射や処方で帰宅となる方も多いのではないでしょうか?

こんな時に<ひょっとすると>心療内科の考え方が役に立ちます。救急外来で心療内科的アプローチをするかどうかはともかく、「心理面や社会的な影響がさまざまな身体症状につながる」という心身相関の考え方を知っていると対応が少し違ってくるかもしれません。

心療内科は平成8年から標榜科として承認されたばかりで、まだまだ精神科との区別が曖昧になりがちです。当院心療内科は図のように、内科寄りの心療内科として心身症を中心に、時に精神科寄りの対応をしています。

産業メンタルヘルスについては、企業病院の心療内科として外来で社員や家族のメンタルヘルスをしています。特に社員さんについては主治医あるいは産業医として休職や復職、その他のサポートさせていただいています。

緩和ケアでは、緩和ケアチームとして回診しながら難しい症例の相談を受けています。本人が困っていたり家族が困っていたり、主治医や病棟Nsが困っている場合も少なくありません。心療内科は、もちろんつらい気持ちになりやすい患者さんの落ち込みや不安など心理面に介入し薬物療法や精神療法を行うこともありますが、患者さんを支える家族のサポートをしたり、複雑な状況で対応に困るときに問題点を整理するお手伝いをさせていただいています。

緩和ケア以外でも高齢の入院患者さんで<認知症>や<せん妄>などの相談を受けることも少なくありません。病棟看護師の負担が増えたり、退院後の家族の介護負担が増えるといった問題点もありますが、治療そのものが困難になって患者さんの不利益につながる可能性もあります。

心療内科をローテートできる期間は長くはありませんが、「誰が」、「どんなふうに困っているのか」に注目しながら難しい症例を経験することは、何科を専攻される上でもきっと役に立つことでしょう。後期研修をより有意義に過ごすためにも心療内科を少し経験してみてはいかがでしょうか?

3.関西電力心療内科の指導方針と後期研修医へのメッセージ

残念ながら心療内科専攻での後期研修プログラムはありません。しかし上記のように知っていると役立つことが多くあるかと思います。当院で後期研修をする先生方が希望した場合は、所属科の部長と相談していただければ短期間(2週間~1ヶ月程度)心療内科ローテートしていただけるように調整中です。

<場面別>

産業メンタルヘルス、病棟リエゾンや緩和ケア

<病態別>
  • うつ状態、不安神経症、適応障害、パニック障害など
  • 認知症、せん妄、不眠など

是非ぜひ、心療内科ローテートもご検討下さい。

4.指導医の紹介

関西電力病院心療内科 副部長 垣見亮
職歴 2004年 名古屋大学医学部卒業
2004~2007年 中部労災病院(初期研修、後期研修
2007~2009年 関西医科大学附属滝井病院心療内科(専修医)
2009~2011年 神戸赤十字病院心療内科医員
2011年4月~ 関西電力病院心療内科副部長
所属学会

日本内科学会
日本心身医学会
日本心療内科学会
日本産業ストレス学会

資格

日本医師会認定産業医