大きな腎結石に経皮的経尿道的同時砕石術(Endoscopic Combined Intrarenal Surgery:ECIRS)施行症例が20例になりました【2024年1月】
2024年1月16日
大きな腎結石に対しては通常経皮的腎砕石術(PNL)が施行されます。 しかし嵌頓結石の場合、これらの治療では対処が難しい症例が存在します。 そのような症例ではTULとPNLを同時に行う手術を選択することがあります。 この手術を“経皮的経尿道的同時砕石術(Endoscopic Combined Intrarenal Surgery:ECIRS)”と言います。 当院では2018年より開始しており、修正Barts体位と呼ばれる麻酔管理が容易で体に負担の 少ない体位で行っています。 TUL、PNLそれぞれに熟練した術者が必要で、実施している施設は限られています。この手術の症例が20例に達しました。
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2022年から細径腎盂鏡(MIPシステム)を導尿し、入院期間も 7~10日に短縮が可能となりました。
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