消化器・肝胆膵内科

関西電力病院消化器・肝胆膵内科の診療について

関西電力病院消化器内科は食道・胃から大腸・肛門までの消化管と、肝・胆・膵の検査・治療を担当します。私たちは各臓器の専門家を中心にチーム医療を行い、ガイドラインに沿った医療の標準化に取り組む一方、患者さん一人ひとりの社会的環境や希望にそった最適な医療を行う努力をしています。治療方針決定や検査に際しては丁寧な説明を行い患者さんの納得がいくように心がけています(インフォ-ムド・コンセントの実施)。

消化器に多いがんの診療では常に外科・放射線科と連携し、内視鏡治療や手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療などから最適な治療法を選択しています。化学療法はできるだけ外来化学療法を行うようにしています。進行がん患者さんに対しては緩和医療科と共同で苦痛の緩和を心がけています。

患者さんにとって最適の医療を選んでいただくため、他の医療機関への紹介やセカンド・オピニオンは遠慮せずに申し出て下さい。

対象疾患

  • 食道がん
  • 逆流性食道炎
  • 胃癌
  • 胃・十二指腸潰瘍
  • A型肝炎
  • B型肝炎
  • C型肝炎
  • E型肝炎
  • 脂肪肝・NASH
  • 肝癌
  • 胆道系感染(急性胆のう炎・急性胆管炎)
  • 膵臓癌
  • 大腸がん
  • 炎症性腸疾患
  • ウイルス性肝炎

診療実績

2023年
名称 件数  備考
一日平均外来患者数 119.5人/日
一日平均入院患者数 27.3人/日
新入院患者数 104人/月 1,247人/年
平均在院日数 6.8日
紹介率 71.9%
上部消化管内視鏡 5,113件 うちEIS/EVL 1/11 、止血=46
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 95件 うち大腸ESD=12
内視鏡的胃瘻増設術(PEG) 2件
下部消化管内視鏡 2,845件 うちpolypectomy+EMR=1,159
超音波内視鏡(EUS) 532件 うち専用機247件
超音波内視鏡下組織採取(EUS-TA) 20件
膵仮性嚢胞ドレナージ(EUS-CD) 3件
小腸ダブルバルーン内視鏡 4件
消化管ステント 7件
胆・膵系内視鏡(ERCP) 150件 うちDBE-ERC 8件
経皮・経肝的 胆道・胆嚢ドレナージ(PTBD/PTGBD) 11件
ラジオ波熱凝固療法(RFA) 47件
肝動脈塞栓術(TACE) 16件
超音波ガイド下肝生検 41件
造影超音波検査 63件

施設認定・施設基準

  • 日本内科学会認定医制度教育病院
  • 大阪府肝炎専門医療機関指定
  • 日本肝臓学会 専門医施設認定
  • 日本消化器内視鏡学会認定指導施設
  • 日本消化器病学会認定施設
  • 日本超音波医学会認定超音波専門医制度研修施設

診療科紹介・部門