体外衝撃波結石破砕(ESWL)装置があたらしくなりました【2024年10月】
2024年10月22日当院のESWLの方針は、10mm以下の結石で自排が難しいと考えられる尿路結石が対象で、原則外来で施行しています。
具体的には月曜日および水曜日の午前中に予約枠を設定し、約1時間 仰臥位で3000shotsの衝撃波を照射します。患者様のご都合で日程を組ませていただきます。これまでの成績では1回で破砕される結石の割合は70-80%です。
新しい装置は同じドルニエ社のDELTA III PRO®です。新しく追加される機能の例としては、まず衝撃波伝達効率が43%向上します。
次に治療ヘッドの仰角をプラスマイナス60度以上動かすことができ、至適位置に合わせることが容易となります。
さらに画像処理能力の向上で結石の位置が明確に描出されるようになります。これら新機能の追加でより効率的な結石破砕が期待されます。
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