病院の概要

関西電力病院は、当初『社員の福利厚生と地域医療への貢献』を目的に昭和28年に創設されました。昭和42年に現在の地に移転し、患者さま中心の医療と医療の質の向上、地域に開かれた病院を理念に掲げ、大阪府北部から兵庫県南部にかけての基幹病院として、急性期医療を中心に診療を行っています。

病院の特徴としては、総合病院であると共にがんや生活習慣病などの慢性疾患、脳卒中、急性冠不全をはじめとする急性期の血管障害の診断や治療にも力を入れています。とくに病診連携を推進し、地域のかかりつけ医の先生方に気軽に御利用いただけるようにシステムの充実を心がけています。

当院は関西電力の直営病院であり、ニーズに即応した診療システムを弾力的に運用できることが最大の特徴です。一般診療のみならず、救急医療や高度の画像診断技法の開発などにも力を入れています。臨床研究も積極的に行っており,学会発表や論文発表も多く、種々の学会の認定教育病院にも指定されています。

2013年5月に開院した新病院では、「回復期リハビリテーション病棟の開設」、「手術室・救急診療室の高機能化、最新鋭医療機器の導入」を実施し、これまで以上に満足度の高い医療の提供が可能となりました。充実した設備・環境の中、自由度の高い臨床研修プログラムを実施しております。

関西電力病院の基本理念

  • 安全で、患者さま中心の病院をめざします。
  • 地域医療との連携を推進し、開かれた医療を行います。
  • 責任と誇りを持って、医療の向上に努めます。

関西電力病院患者さまの権利

  1. 尊厳を守られる権利
    人格、価値観を尊重した医療を受ける権利があります。
  2. 最善の医療を受ける権利
    安全・適切で最善の医療を、公平に受け続ける権利があります。
  3. 説明を受け、選択・決定できる権利
    診療内容については、理解できる方法で十分な説明を受ける権利があります。また診療に関して、拒絶を含め自由に選択し、決定できる権利があります。さらに他の医師の意見を求める権利があります。
  4. 情報に関する権利
    十分な医療情報を受け取る権利があります。また診療上必要とされる個人情報やプライバシーが守られる権利があります。
  5. 健康教育を受ける権利
    健康に関する責任を自覚できるよう、教育・説明を受ける権利があります。

診療科概要

  • 診療科目
    内科・総合診断科、循環器内科、消化器・肝胆膵内科、血液内科、腎臓内科、リウマチ・膠原病内科、腫瘍内科、糖尿病・内分泌代謝センター、呼吸器内科、呼吸器外科、脳神経内科、心療内科、消化器外科、乳腺外科、心臓血管外科、脊椎外科・手外科・整形外科、脳神経外科、リハビリテーション科、形成再建外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線診断科、放射線治療科、麻酔科、緩和医療科、病理診断科、救急集中治療科
  • 中央診療センター
    薬剤部、リハビリテーション部、放射線部、臨床検査部、内視鏡部、病理部、手術部、疾患栄養治療センター、臨床工学部、外来化学療法室、血液浄化室、救急集中治療部
  • 治療センター
    がんセンター、糖尿病・内分泌代謝センター、内分泌腫瘍センター、疾患栄養治療センター、フットケアセンター、救急集中治療センター、消化器センター、呼吸器センター、腎センター、脳卒中センター、睡眠関連疾患センター、手の外科センター、脊椎・脊髄外科センター、マイクロサージャリー外傷センター、心臓血管センター、形態機能再生センター、栄養サポートチーム、呼吸サポートチーム、褥瘡対策チーム、がんサポートチーム(緩和ケアチーム)、認知症ケアチーム、口腔ケアチーム、ラピッドレスポンスチーム

診療部門責任者

  • 院長:滝 吉郎
  • 副院長:藤本 康裕/山田 祐一郎
採用情報