形成再建外科シニアレジデント

当科の特色として、顕微鏡下に血管や神経をつなぐ、マイクロサージャリーを用いた自家組織移植による形成術や再建術を得意としています。
(切断肢指の再接着、下腿重度開放骨折、慢性骨髄炎の治療、悪性腫瘍切除後の再建、筋肉移植による機能再建、過去に切断され断端形成をされている指の足趾移植による再建、ASOによる足趾壊疸に対する血行再建や組織移植による再建など)

もちろん一般的な形成外科疾患も多く、幅広い症例を経験できます。また当院は日本形成外科学会の認定専門医研修施設として承認されており、ここでの研修はすべての専門医のための研修期間として認められます。4年間の研修後、専門医試験の受験資格が得られます。

1年次

創傷の見方から処置、創傷治癒と外用剤の基礎知識、術前術後の患者管理、形成外科的縫合法を学ぶ。また皮膚軟部腫瘍の診断と治療について学ぶ。指導医のもと外来患者の診察、処置にあたる。

  1. 局所皮弁、真皮縫合
  2. 植皮術
  3. 瘢痕拘縮形成術
  4. 簡単な顔面、手の手術
  5. 簡単な皮膚腫瘍切除と再建

2年次

形成外科一般の知識、特に顔面・手の機能・解剖を習熟し、治療・リハビリテーションに対する理解を深める。形成外科学会地方会などで演題発表する。

  1. 顔面骨折整復固定
  2. 四肢外傷の再建
  3. 下肢静脈瘤の治療
  4. 眼瞼手術

3年次

形成外科一般の手術手技に加え、切断指再接着などマイクロサージャリーを用いた再建手術手技を習得する。日本形成外科学会総会での演題発表を行う。

  1. 切断指再接着
  2. 遊離組織移植
  3. 先天異常の治療

4年次

チーフレジデントとしてすべての治療に参画し、また下級生の指導の中心となる。
日本形成外科学会会誌および関連学会誌への誌上発表を行う。

当科では救急治療に加え、遊離組織移植手術などの長時間手術も多いため、研修内容はハードと言えます。しかし形成外科は、4年間の研修ではまだまだ不十分といえるほど、手技的習熟を要し、また個人の技量に左右される部分が大きい分野です。したがって形成外科としてどのような研修をしたかが、将来に関わるものと考えています。1、2年の初期研修後に形成外科を志し、技術を身につけるには良い環境を提供できるのではないかと思います。

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