形成再建外科
一般目標
臨床医学の中における形成外科学の理念および意義を体得し、良識ある医師として社会に奉仕するとともに形成外科学の発展に寄与する自覚を備える。
- 患者の抱える肉体的ハンディキャップを正しく認識し、それに関する心理的社会的問題も理解し、適切な対応と治療行為ができるようになる。
- 形成外科学の基礎を習得し、より専門的かつ高度な技術の修練に備える。
- 自ら高い理想をもち、自らの知識技術レベルに対する客観的評価法を修得し、常に向上する態度を身につける。
具体的な目標
1~2年目のレジデントの目標
- 基本的診察法
- 病歴の正確な把握
適切なコミュニケーション
論理的思考 - 現象の把握と記録表記法
全身の観察
局所の観察 - 機能検査および評価
検査法の選択・・・簡易検査法、特殊検査法
- 病歴の正確な把握
- 基本的検査法
- 全身状態の把握に必要なスクリーニング検査
- 特殊な基本的検査手技の修得
動脈血採血 等 - 特殊検査法
- ドップラー血流計 等
- 基本的治療法
- 治療計画の策定
- 創傷処置・・・洗浄、無菌操作、麻酔、デブリイードマン、止血
軟膏療法
創傷被覆材の使い分け -
基本的手術手技の修得
局所麻酔
各種神経ブロック
切開、縫合法・・・糸結び、糸切り、埋没縫合、皮膚縫合
外来小手術
採皮法 - 術後管理
全身管理
局所管理 - その他の治療法
電気焼灼法 等 - 術後後療法、リハビリテーション、装具療法
- 科学的想像力の基礎訓練
データ収集処理、評価法、文献検索、疑問と創造性、発表法 - 到達度の認識
自己評価法
客観評価法
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