内科専門研修プログラム 糖尿病・内分泌代謝センター
特徴
- 糖尿病から内分泌疾患、肥満症、脂質異常、高尿酸血症などの代謝・栄養性疾患まで内科診療の基礎分野を含む広い領域をカバーしている。
- 糖尿病の入院患者数は年間600名前後あり全国でも2位のDPC入院患者数で、症例は糖尿病ケトアシドーシスや糖尿病壊疽など多岐にわたる。
- 当センターではチーム医療の実践を重視している。患者教育、指導を包括的に、また系統立てて行っていく体制で臨んでおり、患者教育や患者指導が実践できる。
- 甲状腺外来も開設しており、バセドウ病や甲状腺機能低下症の治療にも取組んでいる。全国的にも珍しい多発内分泌腫瘍や副腎腫瘍、褐色細胞腫などの症例も診療している。
- 関西電力医学研究所とも連携して、基礎的、臨床的な研究にも取組んでおり年間の臨床研究実施項目も多数ある。
スタッフ
学会施設認定
- 日本糖尿病学会認定教育施設
- 日本内分泌学会内分泌代謝科認定教育施設
- 日本肥満学会
- 肥満症専門病院
- 日本栄養療法推進協議会NST稼動施設認定
- 日本病態栄養学会
- 栄養管理・NST実施施設
研修内容
- 適切な問診のとり方、頭頸部の診察、胸部の聴打診、腹部の聴診、触診など全身の診察など基本的な診察を覚える。
- 内分泌・代謝疾患の基礎的な生理、生化学的メカニズムの理解がすすめられるよう症例を通して基礎的、臨床的事項について学ぶ
- 糖尿病のチーム医療が理解できるとともに、医師としてのリーダーシップが取れるよう実践の場で指導医とともに学ぶ。
- 症例検討会では個々の症例について深い理解が出来ているか様々な観点からの指導が行われるよう活発に討議に参加する。
- 比較的まれな症例についても積極的に担当できるよう、外科等他科との連携を図りながら症例を学ぶ
- 内分泌負荷試験などの実技についても指導医とともに実地の研修を行う。
メッセージ
糖尿病は内科の中でも特に遭遇する機会の多い疾患で、入院患者の多数になんらかの糖代謝異常が存在しています。ポピュラーな糖尿病・脂質異常から下垂体疾患などの大変珍しい内分泌疾患や栄養治療まで幅広く経験して内科の実力を高めてください。特に希望者には海外での学会発表に参加するなど、世界的な専門家の話が聞けるチャンスもあります。
採用情報