形成再建外科医師の募集について

当科の診療姿勢に共感し、一緒に患者さまファーストの診療体制に参加してくれる熱意ある形成外科医、整形外科医を募集しています。

当科の治療の特色

 

当科の治療の特色は、顕微鏡下に血管や神経をつなぐマイクロサージャリーを用いた、自家組織移植による形成術や、再建術を得意としていることです。具体的に例を挙げますと、切断肢指の再接着、欠損した指の再建、悪性腫瘍切除後の再建などです。とくに足趾移植による欠損指の再建手術は全国でも随一の症例数であり、過去に他院でやむを得ず切断となった患者さまも多数紹介され、再建手術を行っております。そして、機能はもちろん、外観上もできるだけ元の状態に近い指を再建するように、力を入れています。機能回復だけにとどまらず、形成外科ならではの「キズあとのケア」といった、整容面も含めた改善を目指して診療を行っているのが、当科の特色です。

 

当科は日本手外科学会認定研修施設です。
形成外科、あるいは整形外科の専門医を取得されている方であれば、当科での研修で手外科学会専門医の取得が可能です。当科は手外科・形成外科・再建外科の幅広い診療に加えて、「マイクロサージャリー外傷センター」の核としての役割を担っており、積極的な四肢外傷救急治療に取り組んでおります。特に手外傷は神経血管、腱の損傷を伴うことが多く、対応できる病院自体が少ないこともあり、大阪市内のみならず広い範囲からの救急患者さまを受け入れています。

 

手外科だけでなく、一般形成外科や再建外科の診療も並行して行っているので、手外科専門医を目指している形成外科医にとっては、これまでの知識や経験を活かしながら次のステージへ成長するのによい環境を提供できると思います。

形成外科医に限らず整形外科医の応募も歓迎します。手外科専門医を目指す整形外科医にとって、たとえば形成外科の潰瘍や再建外科治療の経験は手外科診療のみならず自身の成長に必ず役立つことと思います。また骨折に代表されるこれまでに習得した整形外科の知識と経験は当科での診療において大きな武器となるはずです。

 

もちろんすでに手外科専門医を取得済みの方で、手指再建や再接着・手外傷の経験を増やしたい方も歓迎いたします。将来的に手外科専門医取得を考えていない方でも、一緒に当科を盛り上げてくれる方であれば是非ご応募ください。

 

当科は京都大学形成外科を基幹施設とする形成外科専門医取得のための研修プログラムに連携施設として参加していますが、スタッフとして当院を応募いただく方に入局義務はありません。現在他大学医局に所属している方も所属医局の許可があれば受け入れます。興味のある方は、見学はもちろんメールでの相談だけでも随時受け付けておりますので、気軽にご連絡ください。

募集要項

形成再建外科 松末武雄(まつすえ たけお)
06-6458-5821(病院代表TEL)
matsusue.takeo$c5.kepco.co.jp
$を@に変換してください。

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