関西電力病院整形外科の診療について

関西電力病院整形外科の特色

我々は手術を中心とした整形外科疾患の治療を行っています。現在、整形外科疾患は多岐に渡ります。その中で、手や脊椎・末梢神経の疾患だけでなく、四肢の外傷や変性疾患にも重点を置き、関節鏡や内視鏡を用いた最小侵襲手技、顕微鏡を用いたマイクロサージャリー技術、3次元CTを用いた術前計画やナビゲーションシステムといた最先端の手術支援技術・機器を数多く導入し、安全性や正確性を重視した手術を行っています。

末梢神経領域では、胸郭出口症候群などの腕神経叢領域の障害も精査の上、手術を行っています。四肢の関節領域においては、ナビゲーションシステムを使用した筋腱温存型の最小侵襲人工股関節置換術に加え、膝関節、肩関節、肘関節、指関節などの人工関節置換術、変形性膝関節症に対し元の骨を温存する高位脛骨骨切り術も対象を限定して行っています。肩腱板断裂や肩関節反復性脱臼、膝十字靱帯損傷、半月板損傷に対しては低侵襲な関節鏡下修復術を行い、術後のリハビリテーションにも力を入れています。その他、外反母趾や変形性足関節症などの足部の手術、良性腫瘍に対する手術も行っています。

整形外科の様々な疾患に対し、臨床所見、画像診断、生理学的検査などの結果だけでなく、患者さんのニーズに合わせて最適と考える治療を提案いたします。

診療実績