自己免疫性溶血性貧血
赤血球表面上に存在する抗原に対して自己抗体を産生し、補体や網内系が関与して赤血球が溶血を起こしたために起こる貧血と定義されます。37℃で活性が高い温式抗体によるものと、0~4℃で赤血球に結合する冷式抗体によるものがあります。膠原病、特にSLEに付随して起こることもあり、治療はステロイド投与、摘脾、免疫抑制剤投与が一般的です。
診療科紹介・部門
赤血球表面上に存在する抗原に対して自己抗体を産生し、補体や網内系が関与して赤血球が溶血を起こしたために起こる貧血と定義されます。37℃で活性が高い温式抗体によるものと、0~4℃で赤血球に結合する冷式抗体によるものがあります。膠原病、特にSLEに付随して起こることもあり、治療はステロイド投与、摘脾、免疫抑制剤投与が一般的です。